カフェインが鬱病を招く
コーヒーを飲まずして一日が始まらないという人は少なくありません。
目が醒める、元気が出る、気分が良くなるというのが理由です。
しかし、これは単なる勘違いで、
一杯のコーヒーを飲むと、気分は良くなりますが、
コーヒーを全く飲まない人よりも気分が良くなる事はありません。
それどころか、カフェインの過剰摂取は、
鬱病を引き起こす原因となるのです。
カフェインの摂取量が増えるほど、
自然の興奮剤であるドーパミンや
アドレナリンへの感受性は落ちていきます。
すると、カフェインの摂取量をさらに増やし、
ドーパミンやアドレナリンを増産しなければなりません。
毎日カフェインを大量に摂取していると、
脳と副腎が疲弊していき、
ドーパミンやアドレナリンが充分に作れなくなります。
このため、やる気や集中力がなくなり、
鬱や疲労に襲われる事になります。