鬱病の脳波とは
脳波は、ガンマ波、ベータ波、アルファ波、
シータ波、デルタ波の五つがあります。
ガンマ波は怒りの脳波です。
ベータ波はストレスを感じた時に増える闘争系の脳波で、
脳がストレスに対して戦闘に備えた態勢になっている状態です。
不安神経症の時は、ベータ波の塊のような脳波になっています。
鬱病の人たちの脳波を測定すると、一つの特徴があります。
安らぎの脳波であるアルファ波に対して、
脳が半ば眠って思考停止状態の時に増える
シータ波やデルタ波の比率が高いのです。
思考停止のシータ波、デルタ波と、
闘争系のガンマ波、ベータ波。
どちらか極端な脳波状態になると、
鬱病や不安神経症になりやすいです。
脳波のバランスが良いのは、
周波数の上でも中央に位置するアルファ波です。